人もすなる象徴詩といふものを

われもしてみむとてするなり

ヴァン・レルベルグ「願いの成就」

君がその光の手のうちに
疲れた頭を休めるとき、
君の祈りに応えて私の愛が、
願いの成就として現れますように。

まだふるえている君の唇のうえで
言葉が途絶え、
金色の光に照らされた
薔薇の微笑みのうちに柔らぐとき、

また君の両の目が光を放ち、
その目が鏡となって、
はるか遠くの神々しいものの訪れを、
君の暗い胸のうちに映し出すとき、

閉ざされた庭で眠る妖精よ、
静かでもの言わぬ君の魂が、
その叶えられた優しい願いのうちに、
喜びと安らぎとを見出しますように。