人もすなる象徴詩といふものを

われもしてみむとてするなり

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

のらくら者のらくちん境

温かいもの 親しげなものを求めて こころの内部(オク)へ ひたすら内部(オク)へと もぐりこんでゆく ひとつの意志この乳白色の絶対境 ふうわりと柔かい砦に立てこもって 思うさま手足をのばし のんべんだらりとする心地よさのらくら者よ おまえの王国がそこにある…

羞明

明るさが私はこわい、 白さは私をおびやかす、 なぜならあの黒い星がよく見えるから。消えてはまた現れる あの気まぐれな星は、 流星か、恒星か、 はたまた小惑星か、 そもそも実在するものか、 それとも現象にすぎないのか、 吉祥か、凶兆か、 それはだれに…