人もすなる象徴詩といふものを

われもしてみむとてするなり

ヴァン・レルベルグ「花々をもてわれを支えよ」

まぶたを閉じたまま押さえていてくれる包帯が
私にはうれしい。アモルよ、
その重みは弱々しい薔薇の上に落ちかかる
甘い陽光の重荷のようだ。

私が前へ進むと、ふしぎなことに!
水の上を歩いているような気がする。
どこを歩いても重すぎる私の足が、
まるで輪の中に吸い込まれるかのよう。

金の重荷のような私の長い髪を
くらやみで解いたのはだれ?
目に見えない抱擁にすっかり身を任せて、
私は炎の波のなかに入ってゆく。

法悦と接吻とで
魂の歌を歌う私の唇は、
火焔の河に燃える
熱い花のように開く。